【22年3月19日】学校現場で性的マイノリティとともに生きる―演劇を通して考える
- 登壇者
- 月嶋紫乃さん(俳優・トランス☆プロジェクト代表)
- 冴瑪悠さん(俳優・トランス☆プロジェクト)
- 鈴未さん(俳優・トランス☆プロジェクト)
- 聞き手
- 中山 由佳(ALCE 企画委員)
「多様性の尊重」という言葉がそこここで見られるようになって久しく経ちます。学校機関においても,以前と比較して性の多様性を受け入れる試みが少しずつ進められています。たとえば,大学においてはシステム面の改善(名簿に性別を記載しないなど),教員に対して配慮を促す働きかけ(「さん」「くん」で呼ばないなど)などもその一例です。そうした流れの中で,実際に教員はどのように現場に対峙しているのでしょうか。今回の企画では,性的マイノリティ,ことにトランスジェンダーを中心とした当事者とともに演劇を通して社会の理解を促進していこうという試みを20年以上行っている劇団「トランス☆プロジェクト」の代表で俳優の月嶋紫乃さん,劇団メンバーの冴瑪悠さん,鈴未さんを招き,活動についてお話しいただいたのち,参加者の皆様との演劇ワークショップを通して「学校現場での性の多様性」とどう向き合うか考えていきたいと思います。