「CC BY-SA 4.0(表示-継承 4.0 国際)」になります
言語文化教育研究学会(ALCE)では,その事業におけるさまざまな著作物(『言語文化教育研究』を含む)の権利について,「著作権規程」で定めています。さらにこの度,2025年度から学術論文等の即時オープンアクセス(OA)化が事実上義務化されたことに対応すべく,ALCEではOAポリシーを「CC BY-SA 4.0(表示-継承 4.0 国際)」と決定しました(2025年1月27日理事会可決)。
- 参考:「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」統合イノベーション戦略推進会議決定
- 参考:「「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」の実施にあたっての具体的方策」関係府省申合せ
「即時OA化」とは,科学技術のグローバルな流通をはかるべく,最新の研究成果を,
- だれもがいつでも無料で閲覧できる
- だれもがいつでも自由に利用できる
よう保障することです。2025年度以降に採択される公的資金による研究成果は,この条件をともに満たさねばなりません。
すでにALCEでは,学会誌はじめほぼすべての成果をすでに無償公開しており,上記「1. だれもがいつでも無料で閲覧できる」は実現していましたが,2. の二次利用権については規程がなく保障できていませんでした。そこで,二次利用のあり方について学会誌編集委員会を中心に検討を重ねた結果,ALCEの事業における著作物は,CC(クリエティブ・コモンズ)ライセンスに準拠することとなりました。CCライセンスは,OA化にあたり再利用範囲を様々なレベルで定めることができる国際的標準ライセンスです。
CCライセンスのうち,ALCEが採用した「BY-SA(表示-継承)」は,その著作物を利用する際に,
- 表示:適切に著作権表示せねばならない
- 継承:二次利用によって新たに作られた著作物も同じ「BY-SA(表示-継承)」で頒布せねばならない
とするライセンスです。
これにより,ALCEの事業における著作物は,「CC BY-SA 4.0」のライセンスに従う限り,ALCEに許可を得ることなく,誰もが自由に印刷・複製・配布等することができるようになりました。ただし,本ライセンスによっても,著作権法等関連法規の規定を免れるものではありません。引き続き変わらず,公正な引用,二重投稿の禁止,など適切に著作にあたることが求められます。