言語文化教育研究学会:Association for Language and Cultural Education

月例会

言語文化教育研究学会では,月に1回(8月と3月を除く),月例会を開催しています。月例会は,あるテーマをめぐり,提供された話題をもとに議論を行うことで,今後の言語文化教育研究の発展につなげていこうとするものです。テーマに沿った話題提供があり,議論の場が開かれるものであれば,形式は自由です。

第42回月例会
ことばは誰のものなのか――日本思想の観点から考えた言語教育

  • 日時: 2016年5月28日(土)14:00~15:45
  • 会場: 早稲田大学早稲田キャンパス22号館 206教室[アクセス
  • 参加費: 無料
  • 予約: 不要(当日,直接会場にお越しください)
  • お問い合わせ: monthly@alce.jp(月例会委員会事務局)
  • チラシをダウンロード

話題提供: ロマン・パシュカ(神田外語大学)

「忘れられた思想家」安藤昌益(1703~1762)は,彼自身が生きた世の中について「私法世」と「自然の世」と,大きく二つに分けて論じている。「私法世」とは,支配者が作り出した「法」の下で封建制度そのものが存在する現実社会のことであり,「自然の世」とは身分の差別のない,平等な,自然と共生する社会のことである。昌益は「私法世」を批判しながら「自然の世」を描写し,その中で学問の質やあり方,言葉の意味や言語の社会的な役割,書くことの意義など,様々なテーマに触れていく。そして,「自然の世」と「私法世」との大きな違いの一つは,ことばそのものの存在にあると唱えている。

日本思想史の研究を,そして言語教育を,両方実践している身としての話題提供者には,「そもそも,ことばは誰のものなのか」という問いが自然に生まれた。その問いを再出発の点にし,昌益が論じる「自然の世」における言語の意義を踏まえた上で,現在の言語教育のあり方を問い直す必要性を提唱したい。

月例会 話題提供者/発表者&参加者募集

例えば,こんなことをします

  • 研究途上の自身の研究を捉え直したり,多様で広い視点からコメントを得たりするために話題を提供し,参加者たちと議論します。
  • 自身の実践を他者に開いて振り返ったり,その実践に対して多様で広い視点からコメントを得たりするために,参加者たちと議論します。
  • あるテーマを設定し,話題提供を行い,そのテーマに基づいて参加者同士で「カフェ」的に自由に意見交換をします。
  • あるテーマを設定した上で,講演会のような形で語り手を招き,参加者同士で意見交換をします。
  • ある技術,方法,思考法等に関し,ワークショップのような形の体験の場をつくります。体験を題材として参加者同士で議論します。

※会員のみなさまの積極的な応募を歓迎します。月例会委員と協働で開かれた議論の場を創りましょう。

参加方法

話題提供者/発表者
  • 話題提供/発表希望者は,開催日程をご参照の上,希望日とテーマをmonthly@alce.jp(月例会委員会)までご連絡ください。調整の上,後日,月例会委員よりメールにてご連絡いたします。
  • 話題提供/発表は学会の会員に限定しております。話題提供/発表をご希望の方は事前に入会手続きをお済ませください。[入会案内
  • 話題提供/発表は,先着順になります。希望者が多い場合,日程を調整させていただく場合がございます。
  • 話題提供/発表者には,月例会前に話題提供/発表の要旨,論点等の提出をお願いします。また,月例会後に報告(学会会員向けメールマガジンに掲載)の提出をお願いします。
参加者
  • 会員である必要はありません。
  • 参加は無料です。
  • 事前申込は不要です。当日,直接会場にお越しください。

月例会開催日程(2016年度)

2016年度の月例会は早稲田大学22号館にて開催の予定です。

2016年

  • 第41回:4月22日(金)18:00~19:45
  • 第42回:5月28日(土)14:00~15:45
  • 第43回:6月24日(金)18:00~19:45
  • 第44回:7月23日(土)14:00~15:45
  • 第45回:9月24日(土)14:00~15:45
  • 第46回:10月28日(金)18:00~19:45
  • 第47回:11月26日(土)14:00~15:45
  • 第48回:12月16日(金)18:00~19:45

2017年

  • 第49回:1月28日(土)14:00~15:45
  • 第50回:2月25日(土)14:00~15:45

お問い合わせ

月例会に関するお問い合わせは,monthly@alce.jp(言語文化教育研究学会・月例会委員会)まで。