言語文化教育研究学会:Association for Language and Cultural Education

言語文化教育研究学会とは

「言語文化教育研究学会」(ALCE)は,日本学術会議より「日本学術会議協力学術研究団体」として指定されています。また,当学会は「言語系学会連合」を構成する会員です。

目的

言語文化教育研究学会は,ことばと文化の教育とは何か,ことばと文化の教育を研究するとはどういうことかを広く議論するための対話の場の設定を第一の目的としています。

近年の諸学会設置が次々に研究分野・領域の細分化に向かう中で,本学会は,多領域にわたる横断的連携を試み,また,教育現場に根差した議論を積み重ね,ことばと文化の教育の実践=研究の充実に寄与することをめざします。

そこで,以下の4つを方針として掲げます。

1.ことばと文化に関する最先端の研究の推進

20世紀からはじまる「言語論的転回」さらには「物語論的転回」を経て,ことばは世界を認識し,世界に関わるための最重要概念となりました。このことばをどのように捉え,どのようにその教育を実践し,研究するのか。その意味は刻一刻と変化しています。言語文化教育研究学会では,このような変化に敏感な萌芽的な研究を積極的に支えていきます。

2.対話の場の創設

日本語教育,国語教育,英語教育,フランス語教育,異文化間教育など,ことばと文化の教育に関わる領域を横断的に交流し,多様な声が響き合い,新しいものを生み出す,自由で開かれた対話の場の創設をめざします。

3.共同研究のための連携

教育実践を理解し,よりよいものにするためには,複眼的な視点,多領域にわたる知見が求められます。学際的な協働,研究者と教育現場との協働など多様な形での共同研究を推進するための連携を図っていきます。

4.実践研究の推進

実践研究を「実践への参加者たちが協働で批判的省察を行い,その実践を社会的によりよいものにしていくための『実践=研究』」と定義し,多様なプロジェクトを立ち上げ,展開します。

活動

1.雑誌『言語文化教育研究』の発行

『言語文化教育研究』を発行しています。「論文」カテゴリーにおいて先進的な研究を積極的に掲載すると同時に「フォーラム」カテゴリーにおいて,ユニークなアイデアや実践の共有を推進すべく多様な形式の表現を掲載します。

2.年次大会の開催

年次大会は年1回,開催します。大会のシンポジウムは,雑誌『言語文化教育研究』の特集と連動し,より深い議論の展開をめざします。

3.研究集会の開催

研究集会は,各地方の大学を中心に開催します。研究集会は,主催校の自由裁量で,地域性を活かした形で企画されます。また,学際的な連携や協働を視野に,他研究会との合同開催も行います。

4.月例会の開催

あるテーマをめぐり,提供された話題をもとに議論を行う場として,月例会を開催します。月例会では,多様な内容を扱うとともに,実践や研究の報告,カフェ,講演会,ワークショップ等,多様な形式により議論の場を創ります。

5.他研究会との連携

研究集会の合同開催やホームページ上におけるリンクなど多様な形態で他研究会との連携を推進します。問題意識を共有する研究会の成果発表,議論の場として,年次大会や雑誌に加え,『会員向けメールマガジン』Facebookページなど,さまざまな媒体が活用されることをめざします。

6.各種プロジェクト

外部資金獲得も視野にいれつつ,領域横断的な研究体制構築のプラットフォームとなることを目指します。

組織(2016年度)

総会

理事会

代表理事
細川英雄(早稲田大学,言語文化教育研究所)
理事
牛窪隆太(関西学院大学)
瀬尾匡輝(茨城大学)
佐藤慎司(プリンストン大学)
佐藤正則(山野美容芸術短期大学)
田中祐輔(東洋大学)
田中里奈(フェリス女学院大学)
寅丸真澄(東京外国語大学)
松井孝浩(横浜市国際交流協会)
広瀬和佳子(神田外語大学)
鄭京姫(早稲田大学)
古屋憲章(早稲田大学)
三代純平(武蔵野美術大学)
監事
池上摩希子(早稲田大学)
舘岡洋子(早稲田大学)

事務局

事務局長
三代純平[会計担当]
事務局員
古屋憲章[事務局長補佐,WEB担当],牛窪隆太[事務局長補佐],田中祐輔[事務局長補佐],瀬尾匡輝[事務局長補佐],田中里奈[学術会議登録担当],寅丸真澄[会計担当],谷岡ケイ[WEB・学会誌校正担当]

会計監査

古賀和恵,高橋聡(早稲田大学)

委員会

学会誌編集委員会
田中里奈[委員長],三代純平[副委員長],牛窪隆太,佐藤貴仁(亜細亜大学),田中祐輔,広瀬和佳子,寅丸真澄,栁田直美(一橋大学),佐藤慎司[特集担当],神吉宇一[特集担当],仲潔(岐阜大学),尾辻恵美(シドニー工科大学),南浦涼介(東京学芸大学),山川智子(文教大学)
年次大会実行委員会
牲川波都季(関西学院大学)[委員長],牛窪隆太[副委員長],田中祐輔,三代純平,寅丸真澄,松井孝浩,広瀬和佳子,北出慶子(立命館大学),高村めぐみ(関西学院大学),小原俊彦(大阪大学,関西学院大学),浅津嘉之(同志社大学),金孝卿(大阪大学),中山英治(大阪産業大学),家根橋伸子(東亜大学),義永美央子(大阪大学)
研究集会実行委員会
瀬尾匡輝[委員長],古屋憲章[副委員長],佐藤慎司,瀬尾悠希子(大阪大学大学院),米本和弘(東京医科歯科大学),楠元洋子(桜美林大学),佐野香織(早稲田大学),松田真希子(金沢大学),三代純平
月例会委員会
福村真紀子(にほんごあいあい)[委員長],佐藤正則[副委員長],寅丸真澄,高橋聡(早稲田大学),岩崎浩与司(早稲田大学大学院),古屋憲章,吉田孝子(横浜商科大学),秋山幸(早稲田大学大学院),ロマン・パシュカ(神田外語大学)
広報・連携委員会
松井孝浩[委員長],牛窪隆太[副委員長],瀬尾匡輝,古屋憲章,犬飼康弘(ひろしま国際センター)

設立までの経緯

言語文化教育研究学会は,2014年7月25日に「言語文化教育研究会」から学会へと名称を変更して設立されました。前身である「言語文化教育研究会」の歴史は1997年まで遡ります。当時は,「国語と日本語の連携を考える会」という名称で,国語と日本語をめぐるさまざまな連携という課題に向けての活発な議論が展開されていました[活動記録]。当会は,2004年まで活動を続け,『論集 ひととことば』(2001年創刊,第1~6巻)を発行しました。

その後2004年からは,早稲田大学日本語教育研究センターの常設研究会として「言語文化教育研究会」という名称となり,国語や日本語に限定することのない,より広くことばと文化の教育を考えることを目的とした研究会として生まれ変わり,会員による活発な議論を通じて新たな研究の方向性を切り拓くという形で組織・再編されました。以下は,その時期に開催されていた研究会のテーマ・トピックです。

上記の研究会における議論の成果は,研究会誌『言語文化教育研究』(2004年創刊,第1~11巻)などにおいて広く公表されてきました。

以上のように,本学会は,「国語と日本語の連携を考える会」からスタートし,「言語文化教育研究会」へと発展してきましたが,より多く方々が参加できる議論の場とすべく,2013年3月に早稲田大学から独立しました。そして,他領域との連携・協働をさらに深め,ことばと文化の教育に関するより最先端な議論を創出するとともに,継続性のある安定した研究活動のプラットホームとなる会とするために,2014年7月に学会化するに至りました。会員数は192名(2015年9月20日現在)となり,年次大会,研究集会,月例会,講演会,ワークショップなどにおいてより活発な議論が行われており,そこでの成果は,学会誌『言語文化教育研究』(第12巻~)において展開されています。

ロゴマークについて

ロゴデザイン ― 近あづき

logoロゴマークは,「架け橋」と「羽ペン」のモチーフを融合させてデザインしました。

人々の文化をつなぐ架け橋と,言語というキーワードからペンの意匠を取り入れました。

色は,フレッシュな若葉のイメージをイエローからグリーンのグラデーションで表現しました。

お問い合わせ

  • contact@alce.jp(言語文化教育研究学会事務局)

当学会への後援依頼の申請について

言語文化教育研究学会への後援依頼申請については,以下の手順にてお願いいたします。

  1. contact@alce.jp(学会事務局)まで,当学会に後援を依頼する旨をお知らせください。折り返し,事務局より「後援名義使用申請書」をお送りします。
  2. 「後援名義使用申請書」に必要事項を記入の上,関係書類とともにご返送ください。
  3. 提出された「後援名義使用申請書」(および関係書類)をもとに,理事会にて後援の是非を協議します。
  4. 理事会における協議の結果を,事務局よりお送りします。

※提出いただきました資料は返却いたしませんこと,あらかじめご了承ください。