言語文化教育研究学会:Association for Language and Cultural Education

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第8回年次大会 2022年3月5~6日
テーマ: ディスアビリティ・インクルージョンと言語文化教育

テーマ趣旨:
ディスアビリティ・インクルージョンと言語文化教育

日本社会における多文化共生が語られるとき,その焦点はグローバル化に伴って外からやってくる文化に当てられ,従来から国内に存在する文化は見過ごされてきました。そして,日本の言語政策では,日本手話といった国内少数言語を学習する機会が,言語的マジョリティはさることながら言語的マイノリティに対してもほとんど保障されておらず,言語的ディスアビリティは社会的に作られている側面があると言えます。特に聴覚障害者については,独自の言語や文化を持ちながら言語文化教育から取り残されており,当事者による問題提起によってようやく取り上げられるようになったというのが現状です。

そこで,第8回大会では,聴覚障害者の社会活動や社会参加を妨げてきたイデオロギーや言語政策などを取り上げ,本来あるべき多文化共生の実現に向けて,ディスアビリティとは何か,また,ディスアビリティ・インクルージョンのために言語文化教育に何ができるのか議論することを目指します。

(企画委員:杉本篤史,古屋憲章,宮本敬太,中井好男)