言語文化教育研究学会:Association for Language and Cultural Education

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2021年度 例会

【第76回:9月3日】オンライン開催
水平的多様化を目指す言語教育――「学士力」への批判と戦略的活用


  • チラシ 日時: 2021年9月3日(金)20:00~22:00
  • 会場: オンライン(zoom)開催
  • 参加方法: 事前申し込みが必要です。※参加費無料,非会員の方もご参加になれます。
  • お問い合わせ: project@alce.jp(企画委員会)
  • チラシをダウンロード

話題提供:松本剛次さん(長崎外国語大学),KAORI KIMURAさん(University of Malaya)

〈ファシリテーター:小畑美奈恵・古賀万紀子・古屋憲章〉

現在,日本国内の大学では「入学者の受入れに関する方針」,「教育課程の編成及び実施に関する方針」,「卒業の認定に関する方針」という「三つの方針」の策定と公開が義務付けられています。そしてその策定の際の一つの参照枠とされているのが,2008年に発表された「学士力」です。

本例会においては,まずは,松本が,「学士力」を巡る現状と課題について,私見を交えながら報告します。松本は「学士力」自体には批判的な見解を示しながらも,それを戦略的に活用(利用)することで,「学士力」というものを,現状の「水平的画一化」としてのものから,それが本来的に目指すところである「水平的多様化」を実現するものへと変換できると考えています。また,大学教育全体の中ではどちらかと言うと脇に置かれている日本語教育,言語教育だからこそ,そこに切り込んでいけると考えています。報告後,ファシリテーターも参加して,それぞれの現場での実態について,参加者の皆さんと情報交換を行います。

続く木村は,マレーシアでの言語教育(日本語教育)の現状と,「水平的多様化」を目指すべく,どのような教育実践が可能かについて報告します。その後で再度,ファシリテーターと共に,参加者の皆様とそれぞれの現場でできることについて,意見を交わします。

皆様のご参加をお待ちしております。

関連資料

【第75回:7月31日】オンライン開催
「地域」って,何?「大人の学校」って,なに?


  • チラシ 日時: 2021年7月31日(土)14:00~16:30(延長の場合あり)
  • 会場: オンライン(zoom)開催
  • 参加方法: 締め切りました。※参加費無料,非会員の方もご参加になれます。
  • お問い合わせ: project@alce.jp(企画委員会)
  • チラシをダウンロード

おねがい

  • 本例会は記録のためにレコーディングいたします。あらかじめご了承下さい。
  • ウェビナーではありません。ブレイクアウトセッション時にはカメラオン・ミュート解除でご発言をお願いします。
  • メインルームでもカメラオンでご発言をお願いする場合があります。

話題提供:宇佐川拓郎さん

昨年,「幸福大国・デンマーク流教育のかたち」というタイトルで,フォルケホイスコーレへの留学体験・小中高校の視察について話題提供をさせていただいてから,約1年が経ちました。デンマーク留学中に,ぼんやりと輪郭を描いていたビジョンや夢が,秩父の小鹿野町という地域で「教育による町おこし」の活動を試みる中で,すこしずつ,その姿を実感できるようになってきたような気もします。その足がかりとなっているのは,「『大人の学校』なるものを,みんなでつくることができたら,なんだか面白そう」というちょっとした予感です。

今回は,「地域に『大人の学校』をつくる活動の意味って,何なのだろう」という私自身の問い(悩み)を土台に,ダイアローグ形式で,場をひらかせていただきます。「学校とは何か?」「地域とは何か?」「地域と学校とは?」という3つの問いを縦軸に,交わされることば=対話を横軸にして,例会という場を,皆さんでつくり上げられたら幸いです。(尚,問いについては,本番まで,多少の変更がある可能性がございます。)

宇佐川 拓郎(USAGAWA Takuro)さん

埼玉県秩父郡小鹿野町にて地域おこし協力隊を担う。小学校教員の経験と,デンマークのフォルケホイスコーレへの留学経験を混ぜながら,人育ちと町づくりが同時に行われるような『大人の学校』づくりに取り組んでいる。「おがの発 大人の学校」代表。

【第74回:6月12日】オンライン開催
SHIEN学と「対話によることばの教育」の交差点

  • チラシ 日時: 2021年6月12日(土)14:00~16:00
  • 会場: オンライン(zoom)開催
  • 参加方法: こちらから事前申し込みが必要です。※参加費無料,非会員の方もご参加になれます。
  • お問い合わせ: project@alce.jp(企画委員会)
  • チラシをダウンロード

※定員に達し次第、登録を締め切らせていただきます。

話題提供:
舘岡康雄さん((一社) SHIENアカデミー代表理事,元日産自動車日産ウェイコーディネーター),細川英雄さん(言語文化教育研究所八ヶ岳アカデメイア主宰)

舘岡康雄氏が創始したSHIEN学は,1995年ごろから大きく変わってきた社会状況において,管理から支援が必要とされた中で生まれる。その支援を発展させ,SHIENという思想・概念に結晶化させたものである。さまざまな問題が解決するというより,消えていく科学と言える。事柄(見えるもの)のみに焦点を当てるのではなく,見えないもの(関係性)などを含んだ合理性を扱っている。新しい企業論,組織論,コミュニケーション論であり,在り方の科学とも言える。

一方,ことばの教育における対話の意味については,さまざまに指摘されるとおり,自己と他者との関係性に根差すものである。それは,対話によって違いを調整するだけではなく,わたしとあなたで社会と世界をどう創っていくのかに向かうことでもある。

今回の企画では,こうしたSHIEN学と対話の有効性や発展について,それぞれの知見を共有しつつ,ことばや社会の構築や更新をめざして,私たちが考えるべき,新しい教育や世界のあり方について対談を行う。

※本例会は,録画録音され,その動画をYoutubeで公開する可能性があります。

【第73回:5月29日】オンライン開催
交流から共生へ――外国籍町民3名の北海道秩父別町ちっぷべつちょうでなまら考えた


  • スライド 日時: 2021年5月29日(土)16:00~18:00
  • 会場: オンライン(zoom)開催
  • 参加方法: こちらから事前申し込みが必要です締め切りました。※参加費無料,非会員の方もご参加になれます。
  • お問い合わせ: project@alce.jp(企画委員会)
  • チラシをダウンロード

※定員に達し次第、登録を締め切らせていただきます。

話題提供:式部絢子さん(北海道大学/秩父別町多文化交流コーディネーター)

  • 聞き手:古屋憲章さん(ALCE企画委員)

北海道と言えば…? みなさんはどんな想像をするでしょうか。

カニ・ジンギスカン・ソフトクリーム・大自然…といったところでしょうか。魅力あふれる北海道は世界中からたくさんの観光客が来てくれます。つまり「外国人=観光客」という認識でした。しかし,今では北海道の産業を支える人材としても注目され始めています。このような社会的状況の変化は,「お客さんから,一緒に暮らす人へ」と,認識の変化をもたらします。それは,楽しく国際交流をしている場合ではないという気付きにもつながります。交流のための交流から,町作り・共生のための交流へと目的が発展していった秩父別町の事例をお話しするとともに,参加者のみなさんと「地域活性化のために言語教育だから活かせると思うこと」を考えたいと思います。

  • 地域で日本語教育活動をしている人/したい人
  • 地域と留学生や生活者をつないでいる人/つなぎたい人
  • 町内会で活動している人 などなど…

ご参加お待ちしております!

なお,当日の話題提供は,式部さんの話に古屋さんが時々質問を挟んだりする対談形式で進行します。

【第72回:5月28日】オンライン開催
ALCE Webマガジン「トガル」公開編集会議

  • チラシ 日時: 2021年5月28日(金)20:00~21:00
  • 会場: オンライン(zoom)開催
  • 参加方法: こちらから事前申し込みが必要です締め切りました。※参加費無料,非会員の方もご参加になれます。
  • お問い合わせ: project@alce.jp(企画委員会)
  • チラシをダウンロード

※定員に達し次第、登録を締め切らせていただきます。

話題提供:ALCEアーカイブス運営委員会のみなさん

当学会のWebマガジン「トガル」は,次のようなコンセプトにもとづく新しいメディアとして,2020年10月に創刊されました。

  • 会員による自由な言論と対話の場を創る。
  • 小さく弱き声が届く場を創る。
  • 科学的に十分論証されていなくとも,真実でありおもしろいと思われる知見の共有の場を創る。
  • 会員の研究活動外のテーマも共有できる場を創る。
  • 人文知の創造の場を創る。

現在,創刊から約半年が経過したところです。いくつかの連載が進行しており,創刊当初に比べれば,ある程度,誌面が充実してきました。しかしながら,いまだ十分にトガッた誌面になっているとは言い難く,「トガル」に対する認知度も決して高いとは言えません。

そこで,本例会では,次のような活動をとおし,「トガル」の認知度の向上,および「トガル」がよりトガッた誌面になるような新たな企画の考案を図ります。

第1部:座談会
(「トガル」の編集・発行を担当する)ALCEアーカイブス運営委員会の委員が座談会形式で「トガル」を創刊するに至った経緯,「トガル」のコンセプト,現在「トガル」で連載されている記事等を紹介する。
第2部:公開編集会議
第1部で紹介したコンセプトにもとづき,参加者を交え,今後,「トガル」でどのような企画を行えばよりトガッた誌面になるかを話し合う。有望な企画があれば,掲載に向けた打ち合わせを行う。